「教育費をどうやって作ったらいいの?」から始まった家計の見直し。
そこから流れ着き、FP3級の受験勉強を始めました。
学習を進めると、隙間時間を使ったFPの学習が思いの外いいリフレッシュとなりました。
育児を忘れ、自分のために短い時間に集中して何かに取り組むことは、いい気分転換になります。
全く知らなかったことがなんとなくわかるようになり、前まで解けなかった問題が解けるようになる。積み重ねていったことの成果が出ていることを実感し、嬉しい変化を感じました。
FP(ファイナンシャルプランナー)の学習を進めるうちに、「これは家計の見直しのためというより、子どもたちが社会に出る前に学ぶべき内容だな…」と思いました。
娘がもう少し大きくなったら学んで欲しい内容だから、その前にまずは私が身につけなくては!と、モチベーションにもなりました。
1歳前半の子どもの性格や生活リズムは子どもによって異なるので、参考になるかわかりませんが私の学習方法を載せてみたいと思います。
娘は夜は一度寝たら朝までぐっすり、午前中にめいいっぱい遊ばせられたら午後はお昼寝をしてくれるので、比較的生活リズムが掴みやすかったです。
FP(ファイナンシャルプランナー)3級の学習方法
- 学習期間
- 試験日
- 学習環境と条件
- 学習時間の確保
- かかった費用
- 勉強方法
1.学習期間
3ヶ月間(2021年2月半ば〜)
2.試験日
2021年5月23日(日)
3.学習環境と条件
本屋で購入した教材で独学
4.学習時間の確保
主に隙間時間を活用。
・娘のお昼寝中(確保時間は15〜60分/日により昼寝の長さがまちまち。お昼寝中に家事もするのでその余った時間。できない時もあります。)
・ひとり遊びに集中しだした…チャンス!(数分〜数十分)
・週2〜3回、夫が娘をお風呂に入れている間、呼び出し待ち中(15分前後)
・夫と娘が遊ぶ時、平日夕食後。運良くそのまま寝かしつけに成功してくれたら60分位まとめて取組めます。
・寝かしつけ後など…
・試験直前の週末は、2、3時間(夫の休日に娘を外へ連れ出してくれたため)
※夫にFP3級を学習する目的(家計管理にプラスだよ!)や試験までのスケジュールなどを説明したことで、とても協力的に応援してくれました。感謝。
5.かかった費用
合計 9,300円(税込)
⑴テキスト (1,650円/税込)
「うかる! FP3級 速攻テキスト 2021-2022年版」
フィナンシャルバンクインスティチュート
⑵問題集 (1,650円/税込)
「うかる! FP3級 速攻問題集 2021-2022年版」
フィナンシャルバンクインスティチュート
⑶受験費用 (6,000円/非課税)
日本FP協会 3級FP技能検定
※FP検定を個人で申し込む場合、日本FP協会と一般社団法人金融財政事情研究会のどちらかを選んで受験できます。受験問題は学科は共通、実技が主催団体によって異なります。実技の出題範囲や過去問題を見て自分に合った方を選ぶと良いかもしれません。
6.学習方法
- 本屋で教材を買う
- テキストに一度目を通す
- 問題集を繰り返し解く(3回)
- 過去問題をダウンロードして解く
- 隙間時間に「FP3級ドットコム」「過去問道場」の一問一答をする
学習方法
1.教材を買う
本屋さんで自分に合った教材を探します。
絵やフォントなどによっても好き嫌いがあると思うので、パラパラと眺めてみるといいかと思います。
この分野に触れるのは初めて!という方や、学習時間に余裕がある場合は、助走のつもりでより簡単なとっかかりの教材を読んでみても良いかもしれません。本腰を入れて学習するのは下記教材で。
私が使った教材は、
「うかる! FP3級 速攻テキスト 2021-2022年版」
フィナンシャルバンクインスティチュート
この教材の良い点は、とてもわかりやすくまとまっている上、学習内容が試験範囲をほぼカバーしている点です。
また、「うかる! FP3級 速攻問題集」の解説欄に対応するこのテキストのページが載っているため、より詳しく知りたい時に該当箇所を探しやすく無駄がありません。セットで学習するのが効率よくおすすめ。
他のFP教材にあるようにキャラクターが出てきて解説をする…というような作りにはなっていないので、それがとっつきにくいと感じるか、まとまった文章と図柄だけで学習しやすいと感じるか別れるところです。私は後者だったので、この教材を選びました。
「うかる! FP3級 速攻問題集」
ファイナンシャルバンクインスティチュート
この問題集こそ秀逸。
一問一答形式で左ページに問題、対の右ページに回答・解説があり、見開きで展開しています。
学科(6範囲)、実技(6範囲)、模擬試験と構成されているので、進めるうちにどの範囲が苦手で間違いやすいか?を把握しやすいです。
一問一答なので、娘の様子を横目で見ながらすぐに止めることもできるし、取り組む時も前回どこまで解いたか?が見つけやすい。隙間時間に学習するのに適していると思います。
問題と回答・解説が見開きなので、目の動きを変えるだけですぐに答え合わせができ、解説が読めます。更に詳しくおさらいしたい場合は、該当するテキストのページが記載されているので至れり尽せりでした。
学習方法
2.テキストに一度目を通す
※「うかる! FP3級 速攻テキスト」を使った方法です。
初めて読む時は、学習内容がどんなものなのか?を把握するつもりで、一度で覚えようと意気込まずサラッと読み進めるのでOKです。一度で覚えられるに越したことはないのですが…
テキストがより活躍するのは、問題集を解き始めてからです。
学習方法
3.問題集を繰り返し解く(3回)
「うかる! FP3級 速攻問題集」の問題は過去問をそのまま載せているのではなくオリジナル。このオリジナルの問題は、問題自体がその学習分野の「まとめ」にもなっていました。
そのため、自分でテキストの要点をノートにまとめて、それから覚える…ということをせずに、この問題集を繰り返し解くだけで要点を掴みやすかったです。
問題ナンバーの下に□ □ □とありますが、私は問題が正解だったら黒でチェック、間違えたら赤でチェックを入れました。3回解いた3巡目には黒チェックの割合が増え、正解率が上がっているのを実感できます。何度解いても赤チェックの多い分野は苦手分野とわかるので、その分野を集中して復習すると点数アップの対策になりました。
学習方法
4.過去問題をダウンロードして解く
日本FP協会のHPから過去問題をダウンロードできます。
問題、模範回答、回答用紙をプリントアウトして、模試を受けているつもりで時間を計って解いていきます。
解説はないので、「FP3級ドットコム」「過去問道場」の解説にお世話になりました。
過去3回分〜の試験を解くと、問題の傾向や時間配分も身に付きます。
苦手分野や苦手な問題もわかってくるので、問題集やテキストを使い重点的にその範囲を復習します。
学習方法
5.隙間時間に「過去問道場」の一問一答をする
テキストを持ち歩くほどでもない隙間時間の活用です。
娘をベビーカーに乗せて外出中、ショッピングモールや公園に着くと眠っていた!という時に、スマホで「過去問道場」の一問一答をランダムに解いていました。
ベビーカーの傍らでベンチに座ってスマホをいじる母親、私です。
「過去問道場」は一問一答形式で解説もわかりやすく、解き進めた自分の正解率も出るため、ゲーム感覚で気軽にできます。
以上の方法で試験に臨み合格することができました。
自分に合った教材、学習方法が見つけられて、飽きっぽい私がそれを実行できたことが自信にもなりました。同じ方法で、10月の次の試験にチャレンジしFP2級も合格することができました。
FP2級は、3級と範囲が重なっている部分が多く内容をより深める感じだったので、2級にも興味がある方は3級の内容を忘れないうちに続けて受験してみると良いかもしれません。
おしまい。