電動アシスト付き自転車に少し偏見?や、ちょっと怖いし、些細な抵抗がありました。その理由は
- 電動アシスト付き自転車に乗ること自体初めて。重いし倒れたら大惨事だし、電動アシストって自分の脚力以外の力が働くわけだからコントロールが効かない事態になったりしないの?なんだか怖い。
- 10kgの娘を乗せて走るって、そんな重さのものを乗せて走ったこともないし、ハンドル取られたりふらついたりしないの?ちょっとビビる。
- 子乗せシートに乗ってるときの娘の様子が気になる。眠っているときに体がちゃんと固定されてないとフラフラして危なそう。どういう姿勢で乗るのかな?
- そもそも乗ってくれるのかな。帽子を被るのも嫌がるくらいだから、ヘルメットとか無理そう。
などからです。
それらの疑問や思いを解決することと、実際にどんな子乗せ電動アシスト付き自転車があるのかを知るために
1.買い物ついでにさらっといろんな店舗へ下見に寄ってみました。
お店に並んでいるのは、Panasonic、ブリヂストン、YAMAHAの3強でおそらくこの中から選べば間違いがないだろう、と知ります。
2.各社HPで特徴を比較
HPだけでは、各社車体の性能の違いや乗り心地はよくわからず。
数店舗の店員さんに聞くと「大きな差はない。」「強いて言うなら、このメーカーは走り出しがグッと押される感じが少しあるという人もいるけど…(などなど)」要するに大差なく、好みの問題らしい。
電動アシスト付き自転車を買い換える場合は、メーカーによる乗り心地の違いや癖?がわかるようで「乗り慣れた走り心地だったから、2台目も同じメーカーのものを選んだよ」と友人が話してくれました。
だけど私は初めてなので結局、車体以外の要素、アクセサリーの違いで選ぶことにしました。それで検討をつけて、乗り心地に問題がなければそれにしようと。
3.再度実店舗へ行き試乗
チェックポイントは、
- 娘を子乗せシートに座らせてみた様子を確認する。
- 「前乗せ?後ろ乗せ?どちらを選ぶ?問題」を解決する。
- Panasonic、ブリヂストン、YAMAHA3社を実際に乗り比べてみる。
結論、
Panasonicのギュット・クルーム・DX を選んで大正解 でした。
Panasonicのギュット・クルーム・DXを選んだ決め手
1.子乗せシート
ベビーカーを作るコンビとのコラボ企画の子乗せシートなので、前乗せシートはほぼベビーカーの乗り心地。今使っているベビーカーがコンビのモデルなので尚更そう感じました。
- ベルトの固定はお股の間と2本の肩ベルトを固定する2箇所で装着の仕方もベビーカーと同じ。
- シートも適度なクッションがあり、お尻や背中が痛くなることもなさそう。
- 体がしっかりシートに固定されるので、眠ってしまったときに前にうな垂れても心配ない。
- サンシェードがあるから真夏の強い日差しの中走っても、乗ってる娘のダメージが少なくなりそう。
- ベビーカーと同じように全面のバーに娘が掴まれるのがいい。
ただ、他メーカーのものは成長に合わせて足置きの長さを調整することで足回りのスペースを変えられたり、全面がしっかり囲われていて衝突時に安心そうなど惹かれる部分がありました。結局、娘を座られてみて一番しっくりきた(慣れた様子で嫌がることなく長く座っていられた)のでこちらにしました。
前乗せ?後ろ乗せ?どちらを選ぶ?問題
前乗せ対象年齢:1歳~4歳未満(3~15kg)
後乗せ対象年齢:6歳未満(9~22kg)推奨年齢は2歳〜
娘(1歳7ヶ月・10.7kg)は、前乗せにしました。
その理由は、
- 前乗せだと、娘の様子がすぐに見えてわかること。
- 前方が開けているので娘が楽しそう。
- 一緒にサイクリングを楽しんでいる一体感があり、移動手段としてだけでなく自転車移動がレジャーになりそう。
- 前乗せはハンドルの上に子どもが乗る設計になっているので、重心がちゃんと計算されていてハンドルがぶれにくい、などです。
少し推奨年齢には早いけれど、一人で座れるようになっていたので、長く乗ることを考えると最初から後ろ乗せでいいかな?とも思いましたが、娘はまだ自分の意思を言葉で伝えることができないので目の届く前乗せにしました。
2.スタンドを立てると同時にハンドルが固定
子乗せシートのみで80%はPanasonicに決めてしまったけれど、「これは地味に便利だから、ついているを選ぶと良い」と別の友人から教えられていた機能です。
自転車を停めて娘を下ろす時に自動でハンドルが固定されるのは、自転車が揺られず安心です。手動で固定、解除するワンアクションがないのは意外と便利。ただ、駐輪から動かし出す時には、少し動かさないとロックがカチッっと解除されないので少しぎこちなく感じます。慣れればこんなものと思うけれど。
2021年8月に私が選んだ時は、たしかPanasonicとYAMAHAに採用されていて、ブリヂストンにはない(敢えて?手動で固定)機能でした。
3.Panasonic純正アクセサリーの種類の豊富さ
純正アクセサリーには、チャイルドシートレインカバー、フットカバー(前乗せ)、シートクッション、インナーシートクッションと種類が豊富。
純正のレインカバーはシートにぴったりの設計なので、着脱にも慣れればストレスも少ないです。慣れれば。(ただ説明書の絵がすごくわかりにくいので、動画で確認するのをお勧めします)
自転車にリヤバスケットもつけたので、1〜2泊する荷物を積んでも問題なしで乗っています。
しかしながら「電動アシストは、やはりYAMAHAでしょ!」
「YAMAHAの車体にPanasonicの子乗せシートが乗っていたらいいのに!」
などいろいろ妄想をしたのも確か。
乗って数ヶ月、確実に私と娘の行動範囲が広がり暮らしが一変、遊びも楽しみも格段に増えました。
Panasonicのギュット・クルーム・DXを選んで満足しています。
今後、娘との自転車生活を更新していきたいと思います。