私の住む賃貸マンションの間取りは、一般的なファミリー向けマンションによくみる玄関を開けると直線の廊下があるタイプのものです。
そこに懸垂バーをつけています。
夫がつけたものですが、初めて我が家を訪れた人に驚かれることが多く、今までも数人から「自分の家にも欲しいけれど、どうやって取り付けているの?」と聞かれています。
先日、我が家のマンション設備工事の下見に来た業者さんからも同じ質問を受け、翌週の工事にいらした時には「早速うちにも付けました!」ということがありました。
我が家の設置方法は、
市販の懸垂バー(突っ張り棒タイプ)を設置するのに、板を挟むことで面で支えて壁への負荷を分散するという方法です。
- 懸垂マシンを置くのは、部屋のスペースが狭くなるから嫌
- 賃貸だからできる限り壁に傷をつけたくない
- 同時にクライミングホールドをつけたい
という理由から、このように設置することにしました。
※この方法なら絶対壁に傷が付かないし安全安心!と保証できるものではなく、「我が家ではこうやりました」というご紹介なので、設置する際は自己責任でお願いします。
購入した懸垂バーは、柱などにネジを入れることなく使用でき、特に板を挟む必要もなく壁に直接突っ張り棒のように設置することができる商品です。耐用可重200kgのものを購入しました。amazonで2〜3千円位で販売しています。
ボルダリングやクライミングのホールドを付けるために、板に穴を開けてボルトをつけています。
15mm厚以上のラワン合板に対して、爪付きナット(M10)をつけています。
ナットの座がね部分の厚みが板から出て壁と板との間に隙間ができないように、ナットの座がね部分の厚み分の溝をつくります。
爪付きナット(M10)を付ける手順
板に座ぐりドリルビットでナットの座がね部分の直径(約26mm)・座がね部分の厚さの溝をつくり、その中心に電動ドリルで12mmの穴を貫通し爪付きナットを取り付けます。
M10のナットを選んだ理由は、市販のクライミングホールドの規格がほとんどM10だったからです。
クライミングジムでは、クライミングホールドのボルトが板を貫通しているので、その方が強度が高いと思います。本来ならその方がいいかと思うのですが…(by夫)
写真の木のホールドは夫の自作です。ホールドに適した木の種類などいろいろあるそうですが、レベルや好みに合わせて形も変えて…こういうものを作るのも楽しそうです。