娘が2歳になりだいぶアクティブになりました。
歩く事しかできなかったのが小走りで動き回れるようになり、その結果家の中では追いかけっこばかりです。そうかと思うと、室内ではどこまでもついてきてストーカー状態。トイレの前でも出てくるのを待ち伏せし、ゆっくり入ることもできません。
手にとって欲しくないものをわざわざ見つけ「返して欲しい」と言っても頑なに握り続けたり…気づくと眼鏡をケースから取り出して遊んでいるので、何度修理に持って行ったことか…このところ急に育児の大変さを痛感しています。
娘はコロナが蔓延する直前の2020年1月に生まれ、夫も出産に立ち会うことができました。数ヶ月遅れていたら、面会はおろか出産にも立ち会えなかったでしょう。
その後、病院から実家へ里帰りしてぬくぬく娘と引きこもり生活。
コロナがこれ以上酷くなったら自宅へ帰るタイミングを逃してしまいそう…と、4月7日、里帰りから自宅へお引越ししました。その帰りの車中で初めての緊急事態宣言をラジオで聞きました。
それから夫の仕事は自宅待機となり、その数ヶ月間、不幸中の幸いで夫と2人体制で娘のお世話をすることができました。予定していた育児休業休暇を夫が取得することなく、その状態ができました。そのおかげなのか、娘は母親がいないと泣き出してしまう…ということは生まれてから一度もなく、夫や私の母に娘を託してひとりで出かけることも問題なく繰り返してきました。
むしろ玄関で「ばいばーい」と笑顔で手を振られるくらいです。
なので、娘が体力がつきアクティブになった最近まで、覚悟していたほど育児を大変だと思っていませんでした。
しかし、今年の1月半ばからほぼワンオペ育児になり、気力も体力もすり減り、気づけば2月の半ば…。夫は毎日遅くヘトヘトになって帰ってくるので、娘とは朝だけしか会えず「いってらっしゃい。また明日ね」という状態でした。
娘と短い時間しか会えずに寂しいであろう夫、その反面、家の中でもストーカーのように私にまとわり付いてくるようになった娘に「申し訳ないけど、ちょっと離れる時間がほしい…」と思ってしまう私。
仕事をしていたときは、出勤時間で日々の生活から仕事へオンオフの気持ちの切り替えができていたけれど、今はそれができません。ずーっといつも娘に神経が向いているので気が休まらず、オンオフの気持ちの切り替えがしたい。
出勤時間に1人で過ごし、それができる夫が羨ましいぞ…とさえ思っていました。
2021年の娘が1歳のときには、早朝やお昼寝時間、夜に娘が眠ったあとなど、時間を繋ぎ合わせてなんとかFPや簿記の勉強ができていました。
以前は娘が起きていたときにも家事がある程度できていましたが今はままならないので、それらの時間に家事をするようになりました。
また、娘の休む時間に私も体を休めないと体力がもたなくなってきました…。
「これも本当はやりたいけれど、最低限しなくてはならない事だけはこなして毎日乗り切ろう」と切り替えて、毎日を過ごしています。
2022年娘2歳、2021年1歳のときと同じ気持ち、同じ体制で暮らすと立ち行かなくなりそうです。
「息抜き」というより、「息つぎ」する機会を意識してつくっていかなきゃ大変だぞ…と思うこの頃です。