お赤飯が好きです。
実家で暮らしていたときには、何かお祝い事には決まって母が作ってくれて、それ以外の時にもお赤飯を食べていた気がします。
よくよく聞くと、母もお赤飯が好物で「自分が食べたいときに作っていた」ということでした。
結婚してから母のつくるお赤飯を食べる機会も減り、自分で作ろうと母のレシピを教えてもらいました。
本来のお赤飯は蒸し器で作るようですが、前日から小豆を下茹でしたり、もち米を茹で汁に数時間浸しておいたり、打ち水を振って蒸し上げたり…と、美味しく作る為の手間や見極めポイントがあるようで、レシピを調べただけで作る気力がしぼんでしまいました…
その点、母のお赤飯は圧力鍋を使うレシピなので、思い立ったらすぐ作れます。(母もどなたかのレシピを参考にしてきたようですが、ここでは母のレシピとさせて下さい。)
こだわりは、小豆ではなく”ささげ”を使うこと。
ささげの方が小豆より皮が割れにくいため豆が綺麗に仕上がり、食感もしっかりしているように思います。ただ、価格は小豆よりだいぶお高いのが難点。直売所や道の駅などで安く売っていることがあるので、母と情報共有しながら見つけたら多めに買ってくるようにしています。
豆好きな娘は、お赤飯ももちろん大好物となりました。
女三世代、お赤飯好きです。
娘に2回目に用意したときは「おせきはん」がそれと結び付かなかったようで「赤いお豆のごはん」と説明すると思い出し、食べる!食べる!!と喜びました。
お弁当の歌(これっくらいの♪おべんと箱にっ♪おにぎりおにぎり…)に出てくる”ごま塩ふって♪”のリズムに合わせてごま塩を振りかけると「わぁ〜!」と歓声をあげる単純な2歳児です。
このまま素直に、すくすく育ってほしいものです。